日本サッカー協会(JFA)が「Jリーグに次ぐアマチュア最高峰のリーグ」と位置づける日本フットボールリーグ(JFL)には、かつてJ1で大観衆を沸かせた選手もいる。そういった“大物”は、やはりJFLで抜群の存在感を放つことが少なくない。今回は、2025年のJFLで活躍する元J1プレーヤーを紹介する。[1/5ページ]
FW:金崎夢生(ヴェルスパ大分)
生年月日:1989年2月16日
J1通算:337試合71ゴール
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金崎夢生は、J1通算337試合出場で71ゴールを記録し、サッカー日本代表としても活躍した実績を持つFWだ。
2024年夏からヴェルスパ大分でプレーしている。
滝川第二高等学校卒業後に大分トリニータでプロキャリアを始めた金崎は、大分で評価を高め、2010年に名古屋グランパスに加入した。
その後、ドイツのニュルンベルク、ポルトガルのポルティモネンセなど、欧州にも挑戦した。
2015年から在籍した鹿島アントラーズでは3年連続2桁得点を記録し、同年にはJリーグベストイレブンにも選出。リーグ屈指のストライカーとして名を馳せた。
しかし、年齢を重ねるにつれ出場機会や得点数は減少していき、2022年夏にJ2の大分トリニータに復帰している。
翌2023シーズンはJ3のFC琉球に加入したが、22試合に出場して1ゴールどまりだった。
それでも、2024年に加入したヴェルスパ大分で輝きを取り戻している。
初年度は夏の加入で、半年以上のブランクがあった影響か、11試合出場で1ゴールのみだったが、2025シーズンはここまで19試合に出場して8ゴールを記録し、リーグ得点ランクの2位につけている。
今シーズン、金崎がゴールを挙げた試合でチームは全勝中と、まさに勝利を呼ぶストライカーだ。
契約更新時には、クラブ公式サイトで「来シーズンこそヴェルスパ大分をJリーグへ昇格させ、サッカーで大分を盛り上げていきたいと思います」と語っている。
大分でキャリアを始めて世界に飛び出した金崎は、JFLの舞台でも果敢に挑戦を続けている。
