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J1 3か月前

やはりレベルが違う!? JFLで大暴れする元J1選手5人。日本サッカー界の頂点を経験した大物たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 日本サッカー協会(JFA)が「Jリーグに次ぐアマチュア最高峰のリーグ」と位置づける日本フットボールリーグ(JFL)には、かつてJ1で大観衆を沸かせた選手もいる。そういった“大物”は、やはりJFLで抜群の存在感を放つことが少なくない。今回は、2025年のJFLで活躍する元J1プレーヤーを紹介する。[2/5ページ]

FW:藤本憲明(いわてグルージャ盛岡)

藤本憲明
【写真:Getty Images】

生年月日:1989年8月19日
J1通算:77試合16ゴール

 藤本憲明は、JFLで活躍する選手の中でも、極めて稀なキャリアを過ごしてきた選手だ。

 サッカーの名門・青森山田高等学校から近畿大学に進学した藤本は、大学卒業後に当時JFLの佐川印刷SC(現:SP京都FC)に加入した。

 その後、2016年にJ3の鹿児島ユナイテッドFCへ移籍すると、2年連続でJ3の得点王に輝いた。

 その実績が評価され、2018年にJ2の大分トリニータに加入。リーグ戦で12ゴールを挙げてチームの昇格に貢献した。

 翌年も大分でプレーした藤本は、夏にヴィッセル神戸へとステップアップ。2020シーズンにはJ1で6得点を記録し、トップカテゴリーでも結果を残した。

 2023年には古巣・鹿児島に復帰し、J2・J3の両カテゴリーを再び経験。そして今季はJFLのいわてグルージャ盛岡に加わり、ここまで19試合12ゴールと、得点ランキング首位を独走している。

 6月7日のFCマルヤス岡崎戦は、藤本にとってJFL通算100試合出場の節目となる試合だった。

 この一戦では、鋭い飛び出しからの得点や、低めのクロスに合わせての得点など、ストライカーらしい嗅覚を発揮して、チームの勝利に大きく貢献している。

 ベテランの域に差し掛かりながらも、なお鋭さを失わないその得点力は、チームの大きな武器となっている。

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