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J1 3か月前

やはりレベルが違う!? JFLで大暴れする元J1選手5人。日本サッカー界の頂点を経験した大物たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 日本サッカー協会(JFA)が「Jリーグに次ぐアマチュア最高峰のリーグ」と位置づける日本フットボールリーグ(JFL)には、かつてJ1で大観衆を沸かせた選手もいる。そういった“大物”は、やはりJFLで抜群の存在感を放つことが少なくない。今回は、2025年のJFLで活躍する元J1プレーヤーを紹介する。[3/5ページ]

MF:小林祐希(いわてグルージャ盛岡)

小林祐希
【写真:Getty Images】

生年月日:1992年4月24日
J1通算:85試合11ゴール

 小林祐希は、海外を含む多彩なキャリアを経て、現在はJFLの舞台でその経験をチームに還元している。

 東京ヴェルディの育成組織出身で、2010年にトップチーム昇格を果たした小林は、2012年からジュビロ磐田でプレーした。

 その後、オランダのヘーレンフェーン、ベルギーのワースラント=ベフェレン、カタールのアル・ホール、韓国のソウルイーランドFC、江原FCと、世界各国で経験を積んだ。

 2022年夏にヴィッセル神戸への移籍で日本復帰を果たすと、2023年と2024年は北海道コンサドーレ札幌に在籍。今季からは、いわてグルージャ盛岡でプレーしている。

 小林は『DAZN』の番組「もりちゃんずコロシアム」に出演した際、「J1とJ2以外のカテゴリーでプレーするのは初めてで、環境とかチームメートとか、ギャップを感じている部分はある」と語った。

 2024シーズンにJ1で19試合に出場したトッププロは、JFLでは格の違いを見せつけており、6月のFCマルヤス岡崎戦では、右サイドから得意のカットインで左足のシュートを決めた。

 8月末のミネベアミツミFC戦では、ペナルティーエリア手前から強烈な左足のミドルシュートを叩き込むなど、持ち味を発揮している。

 コンディションが整った4月以降は、ほとんどの試合で先発出場し、フル出場あるいは試合終盤までプレーしている。

 ベテランながら高いプロ意識を維持する姿勢は、若手の良き手本となっているはずだ。

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