J1各クラブは、夏の移籍期間(ウインドー)を経て、チームの顔ぶれに変化があった。新戦力の加入で力強くなったチームもあれば、主力の放出で戦力ダウンとなったクラブもある。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出する各クラブの現在の総市場価値を7月1日時点ものと比較し、下落幅が大きいクラブをランキング形式で紹介する。[1/5ページ]
5位:アビスパ福岡
市場価値の下落額:47.5万ユーロ(約8075万円/3.6%ダウン)
市場価値の変動:1303万ユーロ(約22億1510万円)→1255万ユーロ(約21億3350万円)
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アビスパ福岡は、7月1日時点と比較してチームの総市場価値は47.5万ユーロ(約8075万円)減少し、現在は1255万ユーロ(約21億3350万円)。下落率は3.6%でリーグ5位の減少幅となった。
福岡は、6月の特別期間でカターレ富山から碓井聖生を獲得した。市場価値は22.5万ユーロ(約3825万円)で、J1で3ゴールを記録するなど活躍を見せている。
ただし、7月以前の加入であるため、このランキングには影響を与えない。
一方で、金森健志、井上聖也、前田一翔の3人を8月に放出した。
金森は27.5万ユーロ(約4675万円)、井上は20万ユーロ(約3400万円)、19歳の前田は市場価値が未設定で、総額47.5万ユーロ(約8075万円)となっている。
ただし、これらの選手はいずれも前半戦で出場機会が限られており、チームへの影響は軽微と見られている。
むしろ、碓井の加入によって攻撃陣に厚みが加わり、戦力的にはプラスと捉えることもできる。
その碓井は直近3試合でベンチ入りしておらず、チームはその間、1分け2敗と調子を落としていることは気がかり。
とはいえ、現在12位の福岡は、市場価値の下落とは裏腹に、戦力面ではポジティブな要素も多い。
