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J1 3か月前

夏の移籍で大暴落!? Jリーグ、市場価値の下落率ランキング1~5位。最も変化があったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 J1各クラブは、夏の移籍期間(ウインドー)を経て、チームの顔ぶれに変化があった。新戦力の加入で力強くなったチームもあれば、主力の放出で戦力ダウンとなったクラブもある。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出する各クラブの現在の総市場価値を7月1日時点ものと比較し、下落幅が大きいクラブをランキング形式で紹介する。[2/5ページ]

4位:横浜F・マリノス

横浜F・マリノス
【写真:Getty Images】

市場価値の下落額:70万ユーロ(約1億1900万円/4.6%ダウン)
市場価値の変動:1510万ユーロ(約25億6700万円)→1440万ユーロ(約24億4800万円)

 横浜F・マリノスは、夏の移籍期間を経て、チームの総市場価値が70万ユーロ(約1億1900万円)減少した。

 これは、リーグで2位の下落額であり、下落幅としては4.6%で4番目に高い。

 開幕から不振が続き、すでに2度の監督交代を行っているマリノスは、夏に大きなテコ入れをした。

 2年連続得点王のアンデルソン・ロペス(市場価値150万ユーロ=約2億5500万円)やエウベル(市場価値75万ユーロ=約1億2750万円)を放出。

 さらに、8月末にはヤン・マテウス(市場価値160万ユーロ=約2億7200万円)もカタールへ移籍し、市場価値が高額な選手が相次いでマリノスを離れた。

 新戦力はディーン・デイビッドが市場価値220万ユーロ(約3億7400万円)で、リーグ全体で6位の高額だが、角田涼太朗は市場価値50万ユーロ(約8400万円)、谷村海那は同75万ユーロ(約1億2750万円)と、放出選手に比べて控えめな金額にとどまる。

 一時は最下位に低迷した今シーズンのマリノスは、7月に入ってからリーグ戦5試合で3勝1分け1敗と立て直したが、8月30日のヴィッセル神戸戦、9月13日の川崎フロンターレ戦と2連敗し、再び暗雲が立ち込めている。

 1440万ユーロ(約24億4800万円)の総市場価値は、リーグで12番目。一刻も早く残留を確定させたいところだ。

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