スペイン・ラ・リーガ第5節、レアル・ベティス対レアル・ソシエダの試合が現地時間19日に行われ、ソシエダが1-3で敗れた。スペインメディア『noticias de Gipuzkoa』は同日に、この試合に先発出場したサッカー日本代表MF久保建英について厳しい評価を下している。
現地は久保建英に厳しい評価
【写真:Getty Images】
開幕4試合を終えて2分2敗とまだ勝利のないソシエダ。チームを率いるセルヒオ・フランシスコ監督は、DFホン・アランブル、MFブライス・メンデス、FWミケル・オヤルサバル、久保らを先発に起用した。
7分、ソシエダGKアレックス・レミロが一歩も動けなかったFWクチョ・エルナンデスの強烈な一撃で、ベティスが先制に成功する。直後の13分にブライス・メンデスのゴールで追いついたソシエダだが、49分にオウンゴールで痛恨の失点。69分に3点目を決められてしまうと、その後1点も返すことができずに1-3のまま試合終了の笛を迎えている。
同メディアは、「日本代表選手のパフォーマンスは散々だった。大きなチャンスはいくつかあったが、シュートすら打てず結局何もできていない」と述べた上で、チーム最低タイとなる「1」をつけている。
スペインメディア『ElDesmarque』は、「足首の包帯から100%の状態ではないことは明らかだった。ベストを尽くしていた」と一定の評価をしつつ、「チームが再び勝利するためには、久保が本来の調子を取り戻す必要がある」と、言葉を続けている。
また、スペインメディア『Mundo Deportivo』は、「スタメンの座を守り、スターとしての地位を確固たるものにしたいのであれば、より積極的にプレーし、今よりも優れた判断を下す必要がある。カウンターの場面でパスを出さなければならない時にパスを出さず、唯一のシュートはブロックされた」と、この試合での久保のパフォーマンスに対して厳しい評価を下した。