ドイツ・ブンデスリーガ第4節、ボルシア・ドルトムント対VfLヴォルフスブルクの試合が現地時間21日に行われ、ドルトムントが1-0で勝利した。この試合では、ドルトムントに所属するFWカリム・アデイェミが圧巻のスーパーゴールを決めて、チームのリーグ戦3連勝に大きく貢献している。
スーパーゴールが決勝弾に
【写真:Getty Images】
ミッドウィークに行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)・リーグフェーズでは、壮絶な打ち合いの末にユヴェントスと4-4の引き分けに終わったドルトムント。ホームにヴォルフスブルクを迎えた一戦で、チームを率いるニコ・コヴァチ監督はDFニコ・シュロッターベック、MFマルセル・ザビッツァー、FWセール・ギラシらを先発に起用した。
何度かチャンスは作っていたものの決めきれない中で迎えた20分、ドルトムントがアデイェミのロケット弾のようなミドルシュートで先制に成功している。
右サイドで相手のパスをカットしたザビッツァーは、ペナルティエリア角にいたDFユリアン・リエルソンへとパスを送った。リエルソンは、ハーフスペースにいたアデイェミへワンタッチで通す。ボールを受けたアデイェミはドリブルで切り込むと、ペナルティエリア手前で豪快に左足を振り抜いた。
アデイェミの放った強烈な一撃に対して、GKカミル・グラバラは懸命に飛びついたものの、触れることもできずにネットを揺らしている。
その後、両チームともにチャンスは作っていたが、ドルトムントが1点のリードを守り抜いて1-0で勝利した。勝利したドルトムントは、27日にサッカー日本代表MF佐野海舟が所属するマインツとアウェイで対戦する予定だ。