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一生困らない!? サウジリーグ最新の高額年俸ランキング6~10位。スター選手の稼ぎは?

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

 欧州の舞台を沸かせたスーパースターたちが、次々とサウジリーグに新天地を求めている。巨額の契約が飛び交う舞台で、誰が最も高額な報酬を手にしているのか。今回は、サウジリーグの最新推定年俸ランキングを紹介する。※最新推定年俸は『Capology』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月22日時点[5/5ページ]

6位:イヴァン・トニー(イングランド代表)

イヴァン・トニー
【写真:Getty Images】

生年月日:1996年3月16日
所属クラブ:アル・アハリ・サウジ
推定年俸:2551万ユーロ(約43.3億円)

 6位にランクインしたのは、アル・アハリ・サウジでプレーするイングランド代表FWイヴァン・トニーだ。

 推定年俸は2551万ユーロ(約43.3億円)となっている。

 地元ノーサンプトン・タウンでプロキャリアを始めたトニーは、2015年にニューカッスルに移籍。しかし出場機会を掴めず、その後は3部や4部のクラブを渡り歩く不遇の日々が続いた。

 転機となったのは2019/20シーズン。3部のピーターバラ・ユナイテッドでリーグ戦32試合24得点を記録し、一気に評価を高めた。

 翌年にはチャンピオンシップ(2部)のブレントフォードへ当時のクラブ史上最高額となる560万ユーロ(約9.5億円)の移籍金で加入した。

 ブレントフォードでは加入初年度からリーグ戦45試合に出場し、31得点10アシストと圧倒的な数字を残す大車輪の活躍で、チームを74年ぶりのプレミアリーグ昇格に導いた。

 プレミアリーグの舞台でもその決定力は健在で、2年連続2桁得点をマークし、瞬く間にスター選手への階段を駆け上がった。

 しかし2023年5月、賭博行為に関与したとして15カ月の出場停止処分が科される。

 ギャンブル依存症と診断されたことで、当初の処分は8カ月に軽減されたが、自チームの敗戦に賭けていたとの報道もあり、世界に衝撃を与えた。

 その後トップフォームを取り戻せなかったトニーは、2024年8月、4200万ユーロ(約71.4億円)の移籍金でアル・アハリ・サウジに移籍することとなった。

 提示された年俸は、ブレントフォード時代の120万ユーロ(約2億円)から実に35倍という破格の条件だった。

 4部リーグから這い上がってきた苦労人であるだけに、全盛期を迎えた今、巨額のオファーに応じたことは自然な選択といえるだろう。

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【了】

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