レアル・ソシエダに所属する24歳の日本代表MF久保建英を巡る争いが、来年1月の移籍市場で再び発生するかもしれない。アストン・ヴィラがロベルト・オラベ氏を新スポーツディレクターに任命する計画を進めており、同選手の獲得に貢献する可能性があると、英メディア『TBRフットボール』が23日に報じている。
久保建英、依然として移籍の噂が絶えず
久保は2022年7月からソシエダに在籍し、これまで主力として活躍してきた。昨季は公式戦52試合で7得点4アシストを記録。今夏の移籍市場では注目選手の一人に挙げられ、リバプールやトッテナム、アトレティコ・マドリードなどが移籍先候補に浮上していた。最終的に移籍は実現しなかったが、早くも冬に退団する兆しが見えている。
最近では、アーセナルが久保の獲得へ向けてオファーを準備しているとの情報が流れていた。
そんな中、アストン・ヴィラがオラベ氏の招聘に向けて動いているという。同メディアによると「久保を獲得することは、当然の決断となるだろう。というのも、3年前に彼をわずか560万ポンド(約11億2000万円)でソシエダに連れてきたのは、他ならぬオラベだ。その価値は今や10倍の5200万ポンド(約104億円)に跳ね上がっている」とのこと。
久保については「ウナイ・エメリ監督と新リクルート部門の最優先課題は右ウイングの強化であり、彼はまさにその条件に合致する。リリース条項は5200万ポンドで、プレミアリーグへの移籍にも前向きになるはず。ただし、動くなら来年1月が理想だ。近年ではトッテナム、エバートン、ウェストハム・ユナイテッド、ボーンマスなども獲得を狙ったとされ、ラ・リーガで輝き続ける久保の争奪戦は再び熾烈になる」と伝えている。どこかのクラブが動き出せば、それに追従して獲得に乗り出すチームも現れそうだ。
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