フランス・リーグ・ドゥ第7節、スタッド・ランス(S・ランス)対クレルモン・フットの試合が現地時間23日に行われ、S・ランスが4-1で勝利した。S・ランスに所属するサッカー日本代表FW中村敬斗は今季初となる先発出場を果たすと、1ゴール1アシストの活躍でチームの勝利に貢献している。フランスメディア『LA MONTAGNE』が同日に、中村の活躍を絶賛した。
中村敬斗が躍動
【写真:Getty Images】
前節のサンテティエンヌ戦では、後半から途中出場して1アシストを記録する活躍を見せた中村。スタメン出場を果たしたクレルモン戦では、14分にFWアミン・サラマのゴールをクロスでお膳立てする。迎えた前半終了間際には、アントワーヌ・レオテからのパスに合わせて、今季初ゴールを奪った。
その後、後半立ち上がりに失点してしまったS・ランスだが、53分にノーマン・バセット、83分にモハメド・ダラミーが追加点を奪い、4-1でクレルモンを下した。なお、S・ランスに所属するDF関根大輝は66分に途中出場している。
同メディアは、「中村敬斗について触れないわけにはいかないだろう。今シーズン初の先発出場を果たしたこの日本人選手は、クレルモンの守備陣を苦しめた」と前置きし、「今夏には移籍の意向を表明していた中村だが、この試合でもチームのあらゆる好プレーに絡み、素晴らしい活躍を見せた」と、中村の活躍を絶賛した。
また、フランスメディア『LE DAUPHINE』は、「中村が圧倒的な初登場。今シーズン初の先発出場を果たすと、4-1の快勝に大きく貢献した。素晴らしいクロスで先制点をアシストすると、前半終了間際にゴールを記録した。4点目の起点にもなっている」と、3ゴールに絡む活躍だったことを伝えている。