リヴァプールFCウィメンは現地時間24日、FA女子リーグカップ・グループB第1節でサンダーランドAFCウィメンと対戦し、5-0の勝利を収めた。マンチェスター・シティWFCからのレンタル移籍でリヴァプールに加入しているなでしこジャパン（サッカー日本女子代表）DF清水梨紗が初スタメンでゴールを決めている。

清水梨紗が初ゴール！

　清水は7日に行われたイングランド・ウィメンズ・スーパーリーグ（WSL）開幕戦のエヴァートン戦で新天地デビューを果たし、第2節のレスター・シティWFC戦で2試合連続の途中出場となった。そして、今回の一戦で初めて先発入りし、怪我から復帰後では最長となる75分までプレーした。

　リヴァプールは7分に長野風花の精度抜群のクロスからジェマ・エバンスが決めて先制に成功すると、21分に追加点。さらに41分、清水が初得点を奪う。右からのクロスボールに対して長野が合わせ、こぼれ球を拾った清水がダイレクトシュート。これがGKの頭上を越えて、ゴールに吸い込まれた。

　鮮やかなループシュートだった。右サイドバックからゴール前まで上がり、圧巻の一撃でチームに3点目をもたらした。後半に2点を追加したリヴァプールが5-0で快勝。なお、長野は70分に交代している。