サッカー日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは現地時間24日、ラ・リーガ 第6節で浅野拓磨がプレーするRCDマジョルカと対戦し、1-0の勝利を収めた。この試合で決勝点を演出した久保だったが、厳しめの現地評価となっている。
久保建英の評価は伸びず…
前節終了時点で、開幕から2分3敗と苦しい状況が続いている両チームの一戦。久保は定位置の右ウイングで先発し、浅野はベンチスタートとなった。
24歳の日本人アタッカーは、序盤からボールタッチ数は多くはなかったものの、18分にホン・アランブルの決定機を演出するなど、見せ場を作る。すると、49分にはアンデル・バレネチェアに絶妙なスルーパスを通し、ミケル・オヤルサバルの先制点を演出。しかし、67分にはセルヒオ・ゴメスからのグラウンダーのクロスを左足で合わせたが、仕留めることができなかった。それでもチームは、このまま逃げ切りに成功し、今季初白星を挙げた。なお、浅野には出番がなかった。
スペインメディア『ElDesmarque』は、久保に「5点」をつけ、「ボールに関わる場面は多くなかったが、ボールを触ったときは常に危険を生み出した。アシストになってもおかしくないパスや先制点につながった見事なプレーもあった。ただ、相手GKレオ・ロマンをほぼ突破していた決定機は仕留めきれなかった」と寸評を記した。
さらに、スペイン紙『Mundo Deportivo』は、85分までプレーした久保を「成長中」と評し、「前半、重要な場面でやや精度を欠いたものの、アランブルに決定的なパスを供給した。後半は大きく持ち直し、積極的に仕掛け続けたが、自ら試合を決める一発は決めきれなかった。チャンスはあったものの、逃してしまった」と綴っている。
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