サッカーの試合における先制点は、勝敗を大きく左右するとても重要なものだ。リードすることで試合を優位に進められ、勝利に1歩近づくことができる。そこで今回は、終盤戦に突入した2025年の明治安田J1リーグで先制点を決めた際の勝率をランキング形式で紹介する。[1/5ページ]
※勝率は『J.League Data Site』を参照。成績は『transfermarkt』を参照。(データは9月26日時点)
5位:柏レイソル

【写真:Getty Images】
今季リーグ戦成績:31試合15勝11分5敗(4位)
先制点を取った試合の成績:11勝3分0敗
勝率:78.6%
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5位にランクインしたのは、今季好調の柏レイソルだ。
ここ数年間、残留争いを強いられた柏だが、今季は打って変わって、優勝争いの渦中にいる。
J1リーグ開幕4試合無敗で首位に立つと、現在(第31節時点)まで、リーグ戦5位以内をキープしてきた。
その大きな要因として、リーグ戦での敗戦が少ないことが考えられる。柏はここまで5試合を落としているが、これは今季のJ1全20チームの中で最も少ない数字だ。
もう一つの要因としては、先制したゲームは必ず勝ち点を得ていることだ。その勝率は「78.6%」という数字に表れている。
一方、優勝に向け順調に見える柏だが、課題は明確にある。
それは、現時点の1〜7位のクラブに勝利していないことだ。
Jリーグ第8節、同21節の京都サンガF.C.戦を除くと、全て先制点を奪われてしまい、敗戦もしくは引き分けと勝ち点を奪い切れていない。
事実、「11分け」という数字にも表れている。これは、今季のJ1リーグで1番多い記録となっている。
今後の柏の日程を見ると、上位勢との対戦はそこまで多くない。下位相手にしっかりと勝ち点を奪うことができれば、逆転優勝も夢ではないかもしれない。