現在、明治安田J1リーグで首位を走る鹿島アントラーズは、横浜F・マリノスと並んでJ2降格を経験したことが無い名門中の名門である。しかし、そんな鹿島にも、できれば顔を見たくない“天敵”が存在する。今回は、鹿島戦で最も得点を奪った選手をランキング形式で紹介する。※ゴール数で並んだ場合はアシスト数を加算する
3位:中山雅史(なかやま・まさし)

【写真:Getty Images】
生年月日:1967年9月23日
対鹿島戦通算成績:35試合13ゴール2アシスト
J1通算157得点という偉大な記録を持つ中山雅も、鹿島アントラーズ戦で得点を量産した選手の1人だ。
藤枝東高校から筑波大学へと渡り、1990年に実業団のヤマハ発動機へと加入した中山。
同年に日本代表入りも経験し、所属チームがジュビロ磐田へと名称を変え、JFLからJ1に昇格した1994年に、同じくJリーグの舞台へと上がることとなった。
それから、2012年までJ1の舞台で戦い続けることになるが、鹿島とは公式戦通算で35試合戦っている。、これは同選手のキャリアの中でも最多の対戦記録だ。
リーグ戦では23試合6ゴールといまひとつな一方で、カップ戦では驚異的な成績を叩き出している。
特に2リーグ制が採用されていた時期に行われた、1stステージと2ndステージの王者が相対するJリーグチャンピオンシップでは、6度の対戦で5ゴール2アシストと、自身の勝負強さを鹿島相手に証明する形となった。