ラツィオは現地時間29日、セリエA第5節でジェノアとのアウェイゲームに臨み、3-0で快勝した。この一戦では、今夏にパルマからレンタル復帰したマッテオ・カンチェッリエーリが、先制点をマーク。その得点は、見事な一発だった。
マッテオ・カンチェッリエーリが先制弾
昨年3月の電撃辞任からわずか1年余りでマウリツィオ・サッリ監督が復帰し、新シーズンをスタートさせたラツィオ。しかし、リーグ戦4試合を終えて、1勝3敗と黒星が先行し、スタートダッシュに失敗した。
3試合ぶりの勝利を目指す今節のジェノア戦では、カンチェッリエーリが開始早々に見事なゴールを奪う。
4分、トマ・バシッチの浮き球のパスを受けた23歳は、相手の“逆をつく”トラップでボールを収めると、バレンティン・カステジャーノスに預けて、ゴールに向かってスプリント。リターンパスを受けたカンチェッリエーリは、完全に抜け出すと、見事なコントロールシュートを沈めて、先制点を決めた。トラップからシュートまで、圧巻のプレーだった。
カンチェッリエーリの今季初得点で先手を奪ったアウェイチームは、30分にカステジャーノスが追加点をマークすると、63分にはマッティア・ザッカーニがネットを揺らし、3発快勝。今季2勝目を挙げた。
