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J1 2か月前

発想が変わると早稲田大学ア式蹴球部が変わった。闇雲に目指した「Jリーガー」にはどんな価値があるのか?【コラム】

シリーズ:コラム text by 岡田優希 photo by Getty Images

多くの子どもたちが夢を見るプロサッカー選手という職業。J3奈良クラブに所属する岡田優希もその1人だった。プロサッカー選手になった岡田は、何を魅せていくのか。Jリーガー自身が紡ぐ言葉に目を向けることで、岡田優希というサッカー選手の実像に迫りたい。(文:岡田優希)

サッカー選手としての「魅せ方」


【写真:Getty Images】

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 おかげさまで初回のコラムは色々な方から反響をいただきました。

 感想をいただくと心から感謝の想いが溢れます。

 貴重な時間を割いてコラムを読んでいただけることは、自分にとって本当に有難いことです。

 また書評とは違って自分の内面を見つめ自問自答し、コラムという形にする作業はとても道が長く険しいものでした。

 ですがこうして次のコラムのチャンスをいただけたことで、その道を進んできて良かったと心から思います。

 これからも等身大で自分らしいものを作り上げていきたいと思います。

 前回は僕がプロサッカー選手として内面から生まれ変わった「在り方」について綴りましたが、今回はJリーガーとしてどのように「Jリーグ」を捉えているのか、「魅せ方」について綴ります。

 サッカー選手としての「在り方」と「魅せ方」、その「内面」と「外面」について形にすることで、「岡田優希」というサッカー選手がどんなプレーヤーなのか、僕の自己紹介となればと思っています。

「魅せ方」の原点は、早稲田大学ア式蹴球部での経験にあります。

 アカデミー時代を過ごした川崎フロンターレのホームスタジアム「等々力陸上競技場(現・Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu)」は、「等々力劇場」と言われています。実際に試合を観戦すると、負けそうな試合を逆転したり、アディショナルタイムにゴールが生まれたりと、最後の最後までハラハラドキドキする展開になることが多いからです。

 試合後に武蔵中原駅までの道のりを歩いていても、その興奮が冷めず、周りのサポーターの方も同じように興奮していました。

 そんな光景を間近で見て育ったことで、「Jリーグはすごい!」「こんな風に人々に喜んでもらうことができるんだ!」と思っていました。

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