明治安田J1リーグは早くもクライマックスが近づいている。現在、リーグ最下位と苦しむアルビレックス新潟だが、苦しみながらも2023シーズンから2年連続でJ1残留を果たしてきた。そんな新潟にとって、相性が悪い選手は誰なのだろうか。今回は、新潟サポーターができれば顔を見たくないであろう「天敵」たちをランキング形式で紹介する。※スタッツはデータサイト『Transfermarkt』を参照。情報はすべて10月1日時点。ゴール数で並んだ場合はアシスト数が多い方が上位。それでも並べば、試合数が少ない方を優位とする[2/5ページ]
4位:大黒将志(おおぐろ・まさし)
生年月日:1980年5月4日
対アルビレックス新潟成績:16試合11ゴール0アシスト
元日本代表FWの大黒将志は、アルビレックス新潟の天敵の一人だ。
1999年にガンバ大阪でJリーグデビューを果たした大黒は、グルノーブル(フランス)、トリノ(イタリア)、京都サンガF.C.など国内外の数多くのクラブを渡り歩いた。
2020年にスパイクを脱ぐまで、4か国12クラブで公式戦575試合に出場。215ゴールを奪っている。
2005年から2008年にかけてはサッカー日本代表にも招集され、2006年のFIFAワールドカップ(W杯)ドイツ大会にも出場。ジーコジャパンに欠かせないスーパーサブとして活躍した。
そんな名フォワードが、そのキャリアで最も多くの得点を奪った相手が新潟である。公式戦16試合で対戦し、新潟相手に11ゴールを記録した。
最も猛威を振るったのは2004シーズンだ。
当時ガンバに在籍していた大黒は、1stステージの第15節で2ゴールをマーク。2ndステージの第12節ではハットトリックの大活躍を見せた。
この年はナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)でも2ゴールを奪っており、新潟から4試合で7ゴールを稼いでいる。
続く2005シーズンでも、リーグ戦2試合で2ゴールを奪取。新潟から奪った全11ゴールのうち、大半は2004・2005シーズンの2年間で記録したものということになる。
この時期の大黒は新潟にとって頭を悩ます存在だっただろう。
