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J1 2か月前

アルビレックス新潟の“天敵”は? 最もゴールを決められた選手5人。相性が最悪だったのは?

シリーズ:最もゴールを決められた選手5人 text by 編集部 photo by Getty Images

 明治安田J1リーグは早くもクライマックスが近づいている。現在、リーグ最下位と苦しむアルビレックス新潟だが、苦しみながらも2023シーズンから2年連続でJ1残留を果たしてきた。そんな新潟にとって、相性が悪い選手は誰なのだろうか。今回は、新潟サポーターができれば顔を見たくないであろう「天敵」たちをランキング形式で紹介する。※スタッツはデータサイト『Transfermarkt』を参照。情報はすべて10月1日時点。ゴール数で並んだ場合はアシスト数が多い方が上位。それでも並べば、試合数が少ない方を優位とする[4/5ページ]

2位:佐藤寿人(さとう・ひさと)

佐藤寿人
【写真:Getty Images】

生年月日:1982年3月12日
対アルビレックス新潟成績:25試合11ゴール2アシスト

 アルビレックス新潟は佐藤寿人に煮え湯を飲まされてきた。

 ジェフユナイテッド市原(現:ジェフユナイテッド市原・千葉)でJリーグデビューを果たした佐藤は、2004年に完全移籍で加入したベガルタ仙台でブレイクする。

 J2リーグ戦44試合で20ゴールを奪い、得点ランキング4位の素晴らしいパフォーマンスを披露した。この得点力が評価され、2005年にサンフレッチェ広島に完全移籍している。

 その後の佐藤の活躍は周知のとおりだ。

 チームのエースとして得点を量産。2008年にはJ2で28ゴールを挙げて得点王になり、J2優勝に貢献。2012年にはJ1の舞台でも22ゴールで得点王に輝き、この年のリーグMVPも受賞した。

 2012・2013・2015シーズンのJリーグ優勝の中心メンバーとして黄金期の広島を支えた。

 天敵として新潟を苦しめたのも、佐藤がキャリアの多くを過ごした広島時代だ。

 最初にゴールを奪ったのは、加入1年目の2005シーズン。第9節に2ゴールを奪い、5-0の大勝に貢献している。

 最終的に、キャリアを通して新潟と公式戦で25回対戦。11ゴール2アシストの活躍を残している。

 J1の舞台に限定すると、18試合で9ゴールを記録しており、おおよそ2試合に1ゴール奪っている計算になる。

 対戦成績も10勝5分3敗となっており、新潟は佐藤の「お得意様クラブ」の一つだと言えるだろう。

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