レアル・ソシエダは今季のスタートダッシュに失敗し下位に低迷している。早くもセルヒオ・フランシスコ監督の解任論も浮上しており、それが主力選手の流出を招くかもしれない。24歳の日本代表MF久保建英に関しては、プレミアリーグだけでなくセリエAも移籍先の一つになる可能性があると、イタリアメディア『フットイタリア』が1日に報じている。
久保建英、イタリア行きの可能性も浮上
久保は2022年7月にレアル・マドリードからの完全移籍でソシエダに加わった。それ以降、チームの主力として活躍しており、今季は公式戦7試合で1得点決めている。以前から移籍の噂は浮上しており、実際にサウジアラビアのクラブからオファーが届いたこともある。6000万ユーロ(約102億円)という高額な契約解除金が設定されていることを考えれば、中東のクラブか資金力が豊富なビッグクラブしか、同選手を獲得できないだろう。
とはいえ、現時点で有力視されているアーセナルは、来年1月に4000万ユーロ(約68億円)程度のオファーを検討していると言われており、契約解除金の数字とは大きな差がある。
そんな中、同メディアは「もしアーセナルが動かない場合、久保はセリエA移籍を選択肢とする可能性もある」と伝えた。続けて「候補のひとつがアタランタだ。アデモラ・ルックマンの移籍騒動で揺れたチームは、イヴァン・ユリッチ監督の下で新戦力を求めており、久保は有力なターゲットになり得る。アタランタは過去3シーズン連続で欧州カップ戦の出場権を確保しており、彼が望む舞台を提供できる」と報じている。近年アタランタは上位の常連組となっており、優勝を目指す上で同選手のような実力者を必要とするかもしれない。
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