ドイツ・ブンデスリーガは現地時間1日に、9月度のブンデスリーガ月間最優秀選手の候補を発表した。マインツに所属するサッカー日本代表MF佐野海舟が、月間最優秀選手の最終候補に選ばれている。
佐野海舟が月間MVP候補に
【写真:Getty Images】
マインツは、開幕から1勝1分3敗(勝ち点4)で14位につけている。開幕からなかなか勝ちきれない展開が続いていたが、第4節のFCアウクスブルク戦で今季初白星を飾った。このアウクスブルクとの試合で、チームを勝利に導く活躍を見せたのが佐野だ。
ピッチ中央付近で相手のパスをカットすると、一気に加速して自らペナルティエリア手前までボールを運び、そのまま豪快に左足を振り抜いた。相手GKも触れることのできなかった強烈なミドルシュートを突き刺した佐野は、60分にアシストも記録して4-1の大勝に大きく貢献している。
ブンデスリーガ公式サイトでは、「マインツにとって重要な存在が、中盤のアンカーであるサノだ」と前置きし、「この日本人選手は、今シーズン一度も欠場することなく出場し、守備の安定に貢献している。デュエル勝率63%という驚異的な数字を誇り、9月のブンデスリーガでは最多のタックル数を記録した」と、守備面において優れた数字を残していると強調した。
そして、「アウクスブルク戦(4-1で勝利)で、24歳の佐野は先制点を挙げ、その後アシストも記録した。ブンデスリーガ38試合目となる今季、佐野はこれでアシスト数を2としている。マインツのスポーツディレクターは、『彼はブンデスリーガでもヨーロッパリーグでも傑出した選手だ。彼は、我々にとって頼れる存在であり、対戦相手を悩ませる存在でもある。我々が知る以上の才能を有している』と、佐野について語った」と、佐野の活躍ぶりを絶賛している。
EA SPORTSのX公式アカウントでは、月間最優秀選手の最終候補に残った6名の選手について伝えている。