ドイツの移籍情報専門サイト『Transfermarkt』は現地時間2日に、オランダ・エールディヴィジのクラブに所属する選手の市場価値のアップデートを行った。フェイエノールトに所属するサッカー日本代表FW上田は、今回の更新でキャリアハイとなる市場価値を記録している。
上田綺世の市場価値がキャリアハイに
【写真:Getty Images】
上田と日本代表DF渡辺剛が所属するフェイエノールトは、開幕から7試合を消化した時点で6勝1分(勝ち点19)と無敗をキープして首位につけている。同クラブのストライカーとして活躍する上田は、7試合に出場して6ゴールを記録。オランダリーグの得点ランキングではトップに立っており、首位を走るチームを牽引する存在として現地でもその活躍は称賛されている。
昨季は、リーグ戦21試合に出場して7ゴール1アシストという数字を残したが、今季はすでに6ゴールと昨年の記録にあと一歩のところまで迫っている状況だ。
同サイトでは、「トップクラスの選手たちにはほとんど変化がなかった。実際に、エールディヴィジでもっとも価値の高い4人の選手は、いずれも市場価値が変動していない」と前置きし、その中でも上田の市場価値が800万ユーロ(約13億円)から1000万ユーロ(約17億円)に上昇したことを伝えた。なお、約17億円という数字は、上田にとってキャリア最高額となっている。
『Transfermarkt』のX公式アカウントでは、上田のこれまでの市場価値の推移をグラフにした画像を公開。鹿島アントラーズに所属していた時の市場価値から、現在に至るまでどのような数字の変化があったのかを振り返っている。