オランダ・エールディヴィジ第8節、フェイエノールト対FCユトレヒトの試合が現地時間5日に行われ、3-2でフェイエノールトが勝利した。この試合では、フェイエノールトに所属するサッカー日本代表FW上田綺世が決勝ゴールを含む2得点を記録して、チームを勝利に導いている。
上田綺世が2ゴールをマーク!
【写真:Getty Images】
開幕から6勝1分(勝ち点22)で無敗をキープしているフェイエノールト。首位に立つチームを率いるロビン・ファン・ペルシ監督は、日本代表DF渡辺剛、MFウサマ・タルガリン、上田らを先発に起用した。
20分、タルガリンのスルーパスから上田が先制ゴールを決める。47分に追いつかれてしまうものの、直後の50分にMFセム・スタインの得点でフェイエノールトが2-1とした。しかし、83分、DFデリー・マーキンのミドルシュートで失点し、再びユトレヒトに追いつかれてしまう。
引き分けのまま終わるかと思われた88分、上田が貴重な決勝点を決める。FWサイル・ラリンからのパスを受けた上田は、DFキャン・ボズドガンに寄せられて倒れ込みながらも右足を振り抜きネットを揺らしている。そのまま試合は終了し、フェイエノールトが3-2でユトレヒトを撃破した。
この試合で2ゴールを決めた上田は、開幕から8試合で8ゴールを記録している。オランダリーグの得点ランキングでは、2位のアヤックスに所属するFWボウト・ベグホルストと3ゴール差をつけて首位に立った。
次節は代表ウィーク明けの18日に行われ、フェイエノールトはアウェイでヘラクレス・アルメロと対戦する予定だ。