2014年の国内3冠達成など、輝かしい成績を収めて来たガンバ大阪は、オリジナル10としてJリーグを彩ってきた。そんな同クラブにとって相性が悪い選手は誰なのか。今回はG大阪相手に最もゴールを奪った選手をランキング形式で紹介する。※ゴール数で並んだ場合はアシスト数を加算する。
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3位:三浦知良(みうら・かずよし)

【写真:Getty Images】
生年月日:1967年2月26日
対ガンバ大阪戦通算成績:27試合16ゴール0アシスト
日本サッカーのスター選手として君臨してきた三浦知良は、もちろんガンバ大阪からも得点を量産している。
ブラジル留学時代、サントスFCやパルメイラスなど名門クラブで活躍してきた三浦は、1990年の読売クラブへの入団後も、日本サッカーリーグで得点を量産。点取り屋として圧巻の活躍を見せていた。
1993年にJリーグが発足すると、三浦は中心選手として君臨。初代JリーグMVPにはじまり、計3度のリーグMVPに輝くなど、スター軍団だったヴェルディ川崎(現:東京ヴェルディ)で公式戦通算110得点を記録している。
1999年にヴェルディを退団すると、その後は京都パープルサンガ(現:京都サンガF.C.)やヴィッセル神戸で活躍。2005年に加入した横浜FCでは、数々の最年長記録を塗り替え、いまも現役でプレーする日本サッカーの生き証人である。
そんな「キングカズ」はG大阪で無類の強さを見せつけてきた。
1992年に行われたJリーグカップでは同カップ史上初のハットトリックを記録し、翌年のリーグ初対戦では、自身のVゴールで試合を決めた。
1994年は2試合で3ゴール、ジェノアから復帰した1995シーズンも2試合連続でゴールネットを揺らしている。
三浦はヴェルディ退団後もG大阪の脅威になり続け、神戸では4シーズン連続でG大阪から得点を挙げている。
年齢を重ねた神戸時代も、G大阪は全盛期の怖さを感じていたに違いない。