2014年の国内3冠達成など、輝かしい成績を収めて来たガンバ大阪は、オリジナル10としてJリーグを彩ってきた。そんな同クラブにとって相性が悪い選手は誰なのか。今回はG大阪相手に最もゴールを奪った選手をランキング形式で紹介する。※ゴール数で並んだ場合はアシスト数を加算する。
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2位:大久保嘉人(おおくぼ・よしと)

【写真:Getty Images】
生年月日:1982年6月9日
対ガンバ大阪戦通算成績:36試合16ゴール2アシスト
生粋のゴールハンターである大久保嘉人は、ガンバ大阪に牙をむき続けた。
国見高校からセレッソ大阪に加入した大久保は、2002年にクラブのエースに定着すると、そこからリーグ戦2ケタゴールを続け、2005年のマジョルカ移籍へとつなげている。
その後も2007年に加入したヴィッセル神戸、2013年に加入した川崎フロンターレで得点を量産し続け、J1通算得点数は191得点となった。
これはJリーグ歴代最多の数字となっている。
このうち16得点を叩き出したチームがG大阪である。
C大阪時代の大阪ダービーでは、2003年の天皇杯において延長Vゴールでライバルを下し、神戸時代はリーグ戦9試合で8ゴールを記録している。
この16得点は同一クラブ相手として自身最多の数字である。
C大阪や神戸など、G大阪とライバル関係にあるクラブに在籍していたことが、青黒への対抗心を呼び覚まし、この数字を積み重ねた要因といえるのかもしれない。