サッカー日本代表は10日、国際親善試合でパラグアイ代表と対戦し、2-2の引き分けに終わった。この試合で森保ジャパンのパフォーマンスはどうだったのか。出場した選手(出場時間の短い選手は除く)、そして監督の采配をA〜Dの4段階で評価する。※各スタッツはデータサイト『Sofa Score』を参照[2/6ページ]
センターバック
鈴木淳之介(背番号25)
パラグアイ代表戦:フル出場
評価:B
最終ラインの選手の中では最も高いパフォーマンスを発揮した。左ウイングバックでプレーした中村敬斗がハイパフォーマンスだったのは、鈴木淳之介のサポートがあってこそ。周りの選手の持ち味を引き出しつつ、自らもドリブルで持ち運び、パラグアイ代表のファーストプレスを突破するなど、保持の質の高さが光った。空中戦も自慢の跳躍力で5戦全勝とアピールに成功した。
渡辺剛(背番号4)
パラグアイ代表戦:フル出場
評価:B
全体的なパフォーマンスレベルが高く、前半はパラグアイ代表のエースであるアントニオ・サナブリアに、ほとんどボールを触らせないタイトな守備を披露。質の高いフィードで攻撃の起点にもなっていた。悔やまれるのは後半の失点シーンにおける対応で、首を振ってディオゴ・ゴメスのポジションを確認していた中で前に入られてクロスを合わされてしまった。
瀬古歩夢(背番号22)
パラグアイ代表戦:フル出場
評価:D
攻守にポジティブなプレーが少なかった。1失点目の場面ではパラグアイ代表FWミゲル・アルミロンの裏抜けに対して、オフサイドを狙ったのか、ラインを止めたことで対応に後手を踏みカバーが間に合わなかった。保持の場面でも、左サイドの攻撃を活性化させていた鈴木淳之介とは対照的にサポートの質が低く、右サイドからの攻撃の停滞の要因に。同点ゴールの場面にて、ニアで潰れた動きが唯一の好プレーだった。
橋岡大樹(背番号2)
谷口彰悟(背番号3)
安藤智哉(背番号16)
パラグアイ代表戦:出場なし
