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サッカー日本代表、パラグアイ代表戦全選手パフォーマンス査定。アピールに成功したのは?

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

 サッカー日本代表は10日、国際親善試合でパラグアイ代表と対戦し、2-2の引き分けに終わった。この試合で森保ジャパンのパフォーマンスはどうだったのか。出場した選手(出場時間の短い選手は除く)、そして監督の采配をA〜Dの4段階で評価する。※各スタッツはデータサイト『Sofa Score』を参照[3/6ページ]

ウイングバック

サッカー日本代表、中村敬斗
【写真:田中伸弥】

中村敬斗(背番号13)
パラグアイ代表戦:66分OUT
評価:A

 6月以来の代表復帰。三笘薫が不在の状況で左WBのスタメンに抜擢されると、サイドを起点に多くの決定機に関わった。右WBの伊東純也からのクロスにも積極的にボックス内へと入り、29分にはマイナスの南野拓実に絶妙なラストパスを送って決定機を演出。小川航基を狙ったインスイングのクロスの質も高かった。66分にベンチへと下がって以降はチームとして左サイドから起点を作れず、不在時に重要性が改めて浮き彫りになった。

伊東純也(背番号14)
パラグアイ代表戦:フル出場
評価:B

 試合を通して右サイドから危険なクロスをボックス内に送り続けた。それが実ったのが試合終了間際の同点ゴールのシーンだろう。セットプレーのこぼれ球を回収してから相手GKが飛び出せない絶妙なコースにボールを送り、最後はファーで上田綺世が押し込んだ。守備でも最終ラインに吸収される形でクロスを跳ね返すなど攻守に躍動した。

斉藤光毅(背番号24)
パラグアイ代表戦:66分IN
評価:C

 ほろ苦い日本代表デビュー戦に。66分に中村敬斗との交代で左WBに入ったが、パラグアイ代表DFフアン・カセレス相手に自分の間合いを作れず、地上戦では5戦全敗。そもそもWBが適正ではない起用法の問題が大きいが、アピールに成功したとは言い難いだろう。

長友佑都(背番号5)
望月ヘンリー海輝(背番号26)
パラグアイ代表戦:出場なし

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