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サッカー日本代表、パラグアイ代表戦全選手パフォーマンス査定。アピールに成功したのは?

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

 サッカー日本代表は10日、国際親善試合でパラグアイ代表と対戦し、2-2の引き分けに終わった。この試合で森保ジャパンのパフォーマンスはどうだったのか。出場した選手(出場時間の短い選手は除く)、そして監督の采配をA〜Dの4段階で評価する。※各スタッツはデータサイト『Sofa Score』を参照[4/6ページ]

ミッドフィルダー

サッカー日本代表の佐野海舟
【写真:田中伸弥】

佐野海舟(背番号21)
パラグアイ代表戦:89分OUT
評価:A

 この試合のMVPだろう。遠藤航が不在の中で中盤のフィルター役として躍動した。重心を低く懐に入ってボールを奪いつつ、相手のミスを誘うようなポジショニングで何度もインターセプトに成功。ボールを奪ってから前方にスペースがあれば持ち運んで、GKとDFの間にクロスを流し込むなど、マインツで披露しているようなハイレベルなパフォーマンスをみせた。小川航基の得点シーンではアシストも記録。

田中碧(背番号17)
パラグアイ代表戦:78分OUT
評価:B

 球際の強さが魅力のパラグアイ代表相手にもイングランドで磨いたデュエルで存在感をみせた。前半の小川航基の得点シーンでは、中盤のルーズボールに素早く反応したことで相手のミスパスを誘い、佐野海舟のインターセプトをアシストしている。後半のポジショニングには課題が見え、最終ラインに下りてボールを受ける動きはあまり効果的ではなかった。

鎌田大地(背番号15)
パラグアイ代表戦:66分IN
評価:B

 66分に南野拓実との交代で出場。田中碧が78分にベンチへ下がってからはボランチにポジションを移した。ボールを持てば好調さが伺える圧倒的な技術をみせたが、試合の流れを大きく変えるには至らなかった。

相馬勇紀(背番号7)
パラグアイ代表戦:78分IN
評価:出場時間短く採点不可

藤田譲瑠チマ(背番号6)
パラグアイ代表戦:89分IN
評価:出場時間短く採点不可

久保建英(背番号20)
パラグアイ代表戦:出場なし

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