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J2最高額はどこだ? クラブ市場価値ランキング5位。リーグ2位の若さ! 日本期待の逸材も高額に!?

text by 編集部 photo by Getty Images

 明治安田J2リーグの2025シーズンが終盤戦に突入している。今シーズンは2度の移籍期間もあり、シーズン中にどのチームも補強を行った。今回は、データサイト『transfermarkt』のJ2クラブの総市場価値をランキング形式で紹介する。※市場価値やスタッツなどのデータは9月28日時点。

5位:サガン鳥栖

サガン鳥栖
【写真:Getty Images】

クラブ市場価値:783万ユーロ(約13億3310万円)
最も市場価値の高い選手:ヴィキンタス・スリヴカ、西川潤(50万ユーロ/約8500万円)

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 サガン鳥栖は、2012シーズンからJ1で戦っていたが、2024シーズンにJ1で最下位となって降格。13年ぶりにJ2で戦っている。

 チーム総市場価値は783万ユーロ(約13億3310万円)で、J2で5位だ。

 小菊昭雄監督のもとで、1年でJ1復帰を目指す鳥栖は、リトアニア代表MFヴィキンタス・スリヴカが残留した。

 市場価値はチーム最高額だが、30歳という年齢もあり、開幕時の55万ユーロ(約9350万円)から50万ユーロ(約8500万円)に下落している。

 一方で注目は若さだ。

 平均年齢24.1歳は、いわきFCに次いでJ2で2番目の低さ。将来性豊かな布陣がそろい、伸びしろのあるチームと言い換えることができる。

 その筆頭と言えるのが、西川潤だろう。セレッソ大阪から迎えた23歳はここまでリーグ戦で4ゴール3アシストを記録しており、市場価値は6月の更新でスリヴカに並んだ。

 直近5試合で3ゴール2アシストと好調で、今後さらに価値を高める可能性がある。

 シーズン中の移籍期間では、ヤン・ハンビン(25万ユーロ=約4250万円)と堀米勇輝(27.5万ユーロ=約4675万円)がチームを離れた一方、FC東京から木本恭生(37.5万ユーロ=約6375万円)が期限付き移籍で加入した。

 移籍による選手の入れ替えでは市場価値がマイナスだが、開幕時と比べるとチーム全体の市場価値は92.5万ユーロ(約1億5725万円)の上昇となっている。

 2025シーズンの鳥栖は、開幕から4試合で1分3敗と出遅れたものの、次第に調子を上げている。第30節のロアッソ熊本戦では今シーズン最多の4ゴールを決めて快勝した。

 成長を続ける若き鳥栖は、J1昇格争いでさらに価値を高めていけるだろうか。

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【了】

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