リバプールはボーンマスのガーナ代表FWアントワーヌ・セメニョを獲得することを検討しているが、2030年6月まで契約が残っていることを考慮すると移籍金が高額になる可能性が高い。英メディア『フットボール・インサイダー』は13日、より費用対効果があり、魅力的な選択肢としてブライトンに所属する28歳の日本代表MF三笘薫などを選出した。
アントワーヌ・セメニョよりも、三笘薫の方が良い選択肢?
リバプールにとって、33歳のエジプト代表FWモハメド・サラーに代わる選手を確保することは長年の課題となっている。そこで目をつけたのが、ボーンマスで異彩を放っているセメニョだ。同選手は2023年1月にブリストル・シティからの完全移籍で加入すると、昨季は主力に定着。今季は公式戦8試合で6得点3アシストを記録している。
特に開幕戦ではリバプールを相手に2ゴール決めるなど強い印象を残していた。
とはいえ、セメニョを獲得するには巨額の移籍金が予想される。そこで同メディアは、セメニョではなく三笘、アンソニー・ゴードン(ニューカッスル・ユナイテッド)の2人の方が、ベストなオプションだと主張した。三笘については「短期契約の左ウイングを狙うのは、アルネ・スロット監督にとって賢明な判断だろう。中でも彼は非常に興味深い存在だ。南海岸での4シーズンを経て、そろそろ彼もキャリアのステップアップを目指しているはず。三笘とセメニョを比較すると、効率と繊細さという言葉がデータ分析から浮かび上がる。セメニョはシュート意欲の高い選手として知られているが、シュートの枠内率は32%で、三笘の47.4%に及ばない。三笘は昨季、90分あたり0.35ゴールを記録しており、出場時間が600分少ないにもかかわらず、セメニョの0.31をわずかに上回っている。空中戦勝率でも三笘は49.1%で、セメニョの46.5%を上回っており、守備面でも高い価値を持ち、ハードワークをいとわない選手であることが示されている」と伝えている。
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