サッカー日本代表は14日、東京スタジアムでブラジル代表とテストマッチを行い、3-2で逆転勝利を収めた。この一戦について、日本サッカーに精通するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時話を聞いた。(語り手:ショーン・キャロル)[2/5ページ]
「上田綺世のミスはあり得ない」
――試合が今、始まりました。開始早々、日本が良い態勢で攻撃を仕掛けることができましたが、シュートまではいきませんでした。
「シュートまでは行けませんでしたが、良いスタートを切ることができました!」
――今日は鎌田が先発に入りました。鎌田にはどのようなプレーを期待しますか?
「彼は守備も攻撃も非常にセンスが良い選手なので、日本の攻守のバランスやリスク管理を求めたいです」
――10分、ブラジルのカウンターでした。渡辺のパスが不用意でしたね。
「今回も少し日本のミスから生まれましたね。今のような場面で、ブラジル相手にそのようなミスは許されないですね」
――ブラジルは思ったほど、ボールが動いていないような気がします。
「そうですね。日本はパラグアイ戦に比べると守備が組織的に良くなりました」
――19分、ヴィニシウスの突破を渡辺がスライディングで止めました。
「素晴らしいタックルでしたが、その直後のパスがタッチを割ってしまいましたね」
――22分、堂安が決定機を演出しましたが、南野のシュートは外れてしまいました。
「南野はシュートしたのかパスしたのかわかりませんが、上田のミスはあり得ないですね!」
――26分、パウロ・エンリケのシュートが決まりました。先制はブラジルです。
「また、日本を褒めていたところで…(笑)」
――やはり今日もジンクスですね…。この失点は私たちの責任でしょうか(苦笑)。
「そうかもしれません(笑)」