サッカー日本代表は14日、東京スタジアムでブラジル代表とテストマッチを行い、3-2で逆転勝利を収めた。この一戦について、日本サッカーに精通するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時話を聞いた。(語り手:ショーン・キャロル)[4/5ページ]
「ドイツ戦とスペイン戦のようですね!」
――ここで前半が終了です。0-2とブラジルが2点のリードを奪いました。前半を振り返ってみて、どうでしょうか?
「攻撃の意識とチャンスメイクは悪くなかったですが、相変わらず守備が甘いですね」
――最も目立った選手は誰ですか?
「鎌田ですね。今は本当に自信を持ってプレーしています」
――簡単に2失点してしまいました。ショーンさんが監督だったらロッカールームでどのような指示を出しますか?
「『マークとプレスをより厳しく!』と指示します」
――後半が始まりました。両チーム共に、メンバーチェンジはありません。
――52分、日本が1点を返しました。南野のゴールです!
「ブラジルも守備でミスしますね。ミスがもちろん目立ちましたが、前からのプレスから生まれたゴールでした。南野のフィニッシュも良かったです」
――55分、久保に代わって伊東純也が入りました。
「久保のコンディションが100%ではないようです」
――57分、ブラジルは3人を交代してきました。ジョエリントン、ロドリゴ、マンチェスター・ユナイテッドの10番、マテウス・クーニャが入ります。
「凄いメンバーですね!」
――日本はどのようにして同点を目指すべきでしょうか?
「そうですね。結局、ブラジルの失点はDFのミスでしたが、プレッシングしなければああいうミスは起こらないので、前から積極的にプレスを仕掛けることです」
――62分、日本が同点です!
「凄いですね!」
――これは誰のゴールになりますか?
「スタジアムで中村のゴールと発表しましたが、実際はオウンゴールですね」
――伊東のクロスでしたね。
「入ってすぐにインパクトを残しました」
――前半は、ブラジルが65%ぐらいのポゼッションでしたが、後半は日本が51%と上回っています!
「2022年W杯のドイツ戦とスペイン戦のようですね!」
――67分、日本がゴールを割られてしましましたが、オフサイドの判定でした。
「ホッとしました!」
