サッカー日本代表は14日、国際親善試合でブラジル代表と対戦し、3-2の逆転勝利を収めた。この試合で森保ジャパンのパフォーマンスはどうだったのか。出場した選手(出場時間の短い選手は除く)、そして監督の采配をA〜Dの4段階で評価する。※各スタッツはデータサイト『Sofa Score』を参照[4/6ページ]
ミッドフィルダー
伊東純也(背番号14)
ブラジル代表戦:54分IN
評価:A
ジョーカーとして勝利を大きく手繰り寄せた。54分に久保建英との交代でピッチに入ると、右のシャドーに入り、2点目のシーンを筆頭にWBの堂安律との関係で右サイドから多くチャンスメイク。ピンポイントで味方選手に合わせる右足のクロス精度の高さは両チーム合わせても群を抜いており、2アシストを記録した。途中出場ながらMVPに推したい。
鎌田大地(背番号15)
ブラジル代表戦:85分OUT
評価:A
積極的にボールを受けてゲームをコントロールした。ブラジル代表の強度の高いプレッシャーにも簡単にはボールを失わず、攻守のリンクマンとして奮闘。プレミアリーグで磨かれた守備における球際の強さをみせ、ファウルでも強引に相手の流れを止めるプレーの判断もよかった。田中碧が74分に途中出場して以降は2列目でもプレーするなど万能性をみせ、改めてチームに欠かせない選手であることを証明した。
佐野海舟(背番号21)
ブラジル代表戦:フル出場
評価:B
自慢のスタミナを活かし、試合終了の瞬間まで献身性をみせた。一方でブラジル代表の選手には、得意の球際で勝負をさせてもらえず。相手の懐に入る前にテンポよくボールを回され、1失点目と2失点目もラストパスを出した選手に対して制限をかけることができなかった。相手のプレスバックも早く、ドリブルでの持ち運びも不発に。
南野拓実(背番号8)
ブラジル代表戦:74分OUT
評価:B
52分に試合の流れを大きく変える億千金の追撃弾を記録。後半からはシャドーの位置から思い切って前に出て、上田綺世とともに相手のミスを誘った。ボールに関わる場面はそこまで多くなかったが、ライン間でパスを引き取ってから左WBの中村敬斗の動き出しをみた展開など、パラグアイ代表戦よりも流れの中での貢献度は高かった。
久保建英(背番号20)
ブラジル代表戦:54分IN
評価:C
怪我明けの影響もあったのか、ファイナルサードで持ち前のドリブルやクロスの質で違いを作ることができなかった。試合を通して主審が接触プレーを流す傾向にあり、ファウルを貰えそうな場面で何度か流されたのは不運だった。54分に伊東純也と途中交代。
田中碧(背番号17)
ブラジル代表戦:74分IN
評価:出場時間短く採点不可
藤田譲瑠チマ(背番号6)
斉藤光毅(背番号24)
ブラジル代表戦:出場なし
