Jリーグは14日、9月度の「2025明治安田Jリーグ 月間ベストセーブ賞」を発表した。J1リーグでは、鹿島アントラーズに所属するサッカー日本代表GK早川友基が同賞を受賞している。対象となったプレーは、9月20日に行われた第30節の浦和レッズ戦でのセーブだ。後半アディショナルタイム(後半AT)に、浦和の決定機を素早い反応でストップした早川のスーパーセーブだった。
早川友基が月間最優秀セーブ賞を受賞
【写真:Getty Images】
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鹿島が1点リードして迎えた後半AT、早川がチームを救った。浦和に押し込まれていた鹿島は、DFダニーロ・ボザの放ったシュートのコースが変わり、こぼれ球がゴール前へと飛んでしまう。
これにFWイサーク・キーセが合わせたものの、早川が右足で弾き、鹿島はピンチを脱している。そのまま試合は終了し、浦和の反撃を抑えきったアウェイチームが1-0で勝利した。早川の“守護神”という言葉に相応しい活躍で、浦和戦を白星で終えた鹿島は首位浮上にも成功している。
9月度の月間ベストセーブ賞を受賞した早川は、Jリーグを通じて次のようにコメントしている。
「9月度の月間ベストセーブ賞に選んでいただき、ありがとうございます。あのセーブは、相手のCBがドリブルで持ち運んだ時にミドルシュートに備えてポジションを取り、実際はディフレクトしてゴールの枠からは外れましたが、ファーサイドに相手がいるかもしれないと予測してステップを運び、近距離のシュートにも対応することができました。何より、あのプレーでチームが勝ち点3を取れたということがうれしかったですし、練習からやっていることが出せました。今、自分たちは首位にいますが、目の前の試合に全力を注ぐことが大切なので、一戦一戦すべての力を出し切り、目標達成のために戦っていきたいと思います」