フットボールチャンネル

J1 2か月前

世代交代は必須!? Jリーグ、平均年齢が高いクラブランキング1~5位。高齢化が進んでいるのは?

 明治安田J1リーグは終盤戦を迎えている。今季も若手のブレイクやベテランの躍動など、Jリーグでは様々な光景が見られたが、高齢化が進むクラブのサポーターは、これからのクラブの行き先に少し不安を抱いているかもしれない。今回は、平均年齢が高いクラブをランキング形式で紹介する。[1/5ページ]

5位:横浜FC


【写真:Getty Images】

平均年齢:28.0歳
最年長選手:伊藤翔(37歳)
J1リーグ順位:18位(8勝7分18敗)

 現在J1残留争いの真っただ中にいる横浜FCは、ベテラン選手を多く抱えている。

 2023年に屈辱のJ2降格を喫した横浜FCは、昨季最終戦までもつれた争いの末、J1昇格の切符を勝ち取ることに成功した。

 2シーズンぶりの舞台となるJ1で、至上命題であるJ1残留を果たすため、クラブは鈴木武蔵など、確かな実力を持ったベテラン選手の大量補強を敢行。

 これが、平均年齢を押し上げた大きな要因となり、2023シーズンに26.4歳だった平均年齢は28.0歳まで上昇している。

 そして、横浜FCは外国人選手の高齢化が激しいことも特徴だ。

 シーズン開幕前に湘南ベルマーレから獲得したルキアンをはじめ、今夏獲得したヤクブ・スウォヴィク、これがJリーグ4クラブ目となるアダイウトンはいずれも34歳である。

この助っ人たちは全盛期と呼べる年齢ではなくなっているが、リーグで苦戦するチームの中で持ち味を発揮し続けている。

 反対に、若手の突き上げはあまりない印象だ。

特にリーグ最少の21得点と決定力不足に悩むチームで、28歳以下の得点はわずか9得点と、ここぞの場面で頼りになる若手がいない。

 リーグ戦は残り5戦だが、チームを救うヤングスターは現れるだろうか。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!