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J1 2か月前

浦和レッズMF金子拓郎が副審の胸を突き飛ばして一発退場…。長期出場停止の可能性も。スコルジャ監督は「起こってはいけないこと」

text by 編集部 photo by Getty Images

 明治安田J1リーグ第34節、横浜F・マリノス対浦和レッズの試合が18日に行われ、浦和は0-4の大敗を喫した。この試合では、後半終了間際に浦和に所属するMF金子拓郎が副審の胸を突き飛ばしてしまい、一発退場処分を受けている。

まさかの一発退場で長期出場停止の可能性も

浦和レッズMF金子拓郎

【写真:Getty Images】

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 6分、浦和はFW谷村海那に先制ゴールを決められてしまうと、34分、45分と立て続けに失点してしまう。

 前半アディショナルタイムにはFW植中朝日に追加点を決められてしまい、4点を追いかける苦しい展開となった。

 その後、浦和がなかなかゴールを決めることができない展開で迎えた後半アディショナルタイム、途中出場した金子が退場処分となってしまう。

 右サイドから突破を狙った金子が、DF鈴木冬一と競り合った際に、副審は金子のファウルと判定した。

 このジャッジに対して金子は副審に詰め寄ると、胸のあたりを突き飛ばし退場処分を下されている。

 数的不利となった浦和は、その後ゴールを奪うことができずに0-4で敗れた。

 浦和のクラブ公式サイトでは、スコルジャ監督の試合後のコメントを伝えている。

「(金子の退場となったシーンについて)正直、その瞬間は見ていなかった。スタッフからその出来事について聞いている。拓郎はロッカールームで、チーム全体に対して謝罪した。

 私が彼に言ったことは、レフェリーのところに行って謝罪することだった。こういうことは起こってはいけないし、起こってしまったことに対してうれしくは思わない」

 日本サッカー協会(JFA)が定める懲罰規定では、「審判員に対する暴行」について、「最低12か月間の出場停止及び罰金」と定められている。

「審判員に対する威嚇又は脅迫」の場合は「最低6ヶ月間の出場停止及び罰金」、そして「審判員に対する反スポーツ的行為」に該当する場合は「最低4試合の出場停止及び罰金」という規定だ。

 Jリーグ規律委員会の決定次第となるが、金子に対して長期間の出場停止処分が下される可能性もあり、浦和にとっては後味の悪い敗戦となってしまった。

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