オランダ・エールディヴィジ第9節、ヘラクレス・アルメロ対フェイエノールトの試合が現地時間19日に行われ、フェイエノールトが7-0で勝利している。フェイエノールトに所属するサッカー日本代表FW上田綺世は、前半だけでハットトリックを達成。チームの勝利に大きく貢献した。
上田綺世が大活躍
【写真:Getty Images】
日本代表の試合では、2試合で2ゴールと印象的な活躍を見せた上田。チームを率いるロビン・ファン・ペルシ監督は、代表ウィーク明けの一戦で上田を先発に起用した。
なお、フェイエノールトに所属するDF渡辺剛は負傷の影響でベンチ外となっている。
7分、相手DFのトラップミスを見逃さなかった上田は、すかさずボールを奪って先制ゴールを決めた。28分には、FWアニス・ハジ・ムーサが追加点を記録している。
すると、直後の33分、上田がハジ・ムーサのクロスに合わせて2ゴール目を奪った。
そして、迎えた38分、上田が前半だけでハットトリックを達成する。コーナーキックの流れから、フェイエノールトがクリアボールを回収するとDFジョーダン・ボスがペナルティエリア外からミドルシュートを放った。
これは相手DFに当たってしまうものの、こぼれ球がゴール前に詰めていた上田の元へと渡る。これを冷静に流し込んで、フェイエノールトは前半だけで4点を記録した。
データサイト『Sofascore』によると、この試合の上田はシュート数「3」に対してゴールも「3」。驚きの決定率100%という数字を残している。
フェイエノールトは、23日にUEFAヨーロッパリーグ・リーグフェーズ第3節、そして25日に第10節のPSV戦を控えており、前半を終えると上田は交代となった。チームは、後半も3点を追加しており、7-0でヘラクレスを撃破している。