Jリーグは21日、2025明治安田J1リーグ第34節の横浜F・マリノス戦において、 退場処分を受けた浦和レッズMF金子拓郎の処分について発表した。
金子拓郎の処分が決定
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金子は、18日のマリノス戦(0-4)の後半アディショナルタイム1分、右サイドで突破を試みた際に、相手選手と激しく競り合い、ファウルの判定を受けた。
この判定に納得がいかなかった金子は、近くで見ていた副審の胸あたりを小突き、主審から即座にレッドカードが提示され、退場処分に。
そしてクラブは19日、金子にチーム活動からの離脱を科したことを発表していた。
今回Jリーグから発表された内容によれば、「審判員に対する反スポーツ的行為」に相当するとして、金子に4試合の出場停止、および罰金40万円の処分を科すという。
また、クラブ独自の処分として、金子に制裁金、代表取締役社長の役員報酬の10%を2か月間自主返納、スポーツダイレクターの月次報酬の10%を2か月間自主返納することも合わせて発表している。さらに、金子本人より報酬の一部についてクラブに自主返納の申し出があり、浦和は承諾したようだ。
金子は、クラブを通じて次のようにコメントしている。
「この度は、私の試合における不適切な行為により、ご迷惑とご心配をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます」
「サッカーファミリー、そして浦和レッズの一員として、スポーツマンシップの精神を欠く行為をしてしまったことは、子どもたちをはじめとする人々の模範を示すべきプロサッカー選手として決して許されることではなく、自分自身の未熟さを痛感していますし、後悔の念を抱いています」
「本日、Jリーグ規律委員会から4試合の出場停止処分が通達されました。この処分を真摯に受け止め、この出場停止期間中、自らの行動を深く見つめ直し、プロサッカー選手としての自覚と責任を再確認していきたいと思います」
「二度と同じ過ちを繰り返さぬよう自分自身を律し、もう一度、応援してもらえる選手になれるよう精進して参ります」
「改めまして、審判団の皆様、ファン・サポーターの皆様、チームメート、クラブスタッフ、対戦相手の横浜F・マリノス様など、関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたことを重ねてお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」
堀之内聖スポーツダイレクターのコメントは、次の通り。
「この度、金子拓郎がJリーグ規律委員会より4試合の出場停止処分を受けましたことについて、男子トップチームの責任者として深くお詫び申し上げます」
「このような事態を招いてしまったことに対し、選手を司る立場として私自身、責任を感じております」
「先日クラブより発信させていただいた通り、いかなる理由があろうとも、競技を構成する一員である審判員へのリスペクトを欠く行為は断じて許されるものではありません。本事案を厳粛に受け止め、選手教育の徹底および再発防止に努めるとともに、選手へのサポート体制の強化や、クラブ行動規範の再確認・徹底を進めて参ります」
「今回、審判団の皆様、ファン・サポーターの皆様、対戦相手である横浜F・マリノス様をはじめ、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを、改めて深くお詫び申し上げます今後とも浦和レッズへの変わらぬご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」
「今回の事案により、審判団をはじめとする関係各所の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。クラブとして、このような事案が二度と発生しないよう、選手教育の徹底および再発防止に誠心誠意取り組んでまいります」
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