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J1 2か月前

真の黄金期は!? ガンバ大阪、歴代最強フォーメーション5選。アジア王者に国内3冠。圧倒的な強さだったのは?

「オリジナル10」としてJリーグで戦い、数々のタイトルを勝ち取ってきた関西の名門、ガンバ大阪。何度も黄金期を築いてきた同クラブの歴史で、最も強さを発揮したシーズンはいつになるのだろうか。今回は、圧倒的な成績を残したチームを、当時のフォーメーションとともに振り返る。[2/5ページ]

2015シーズン


ガンバ大阪、2015シーズンの基本フォーメーション

監督:長谷川健太
主な獲得タイトル:天皇杯優勝

 前年の2014年に国内3冠という偉業を成し遂げたガンバ大阪。翌2015年は「王者」として迎えるシーズンとなった。

 長谷川健太体制3年目を迎えたチームは、3冠の勢いそのままに、連覇を狙うシーズンとなった。

 チームは大きな戦力流出もなく、前年のメンバーがそのまま残留。遠藤保仁やパトリックら、Jリーグでトップオブトップの質で攻守で高い完成度を保っていたといえるだろう。

 この年のJリーグは11年振りに2ステージ制を採用したことで、混戦模様が予想されていた。

 ガンバはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)参加による疲れからか、勝ち切れない試合も少なくなかった。

 それでもリーグ戦19ゴールを挙げた宇佐美貴史の覚醒などもあり、年間成績でリーグ3位と高順位を保つことに成功している。

 年間4位以上のチームが進出するチャンピオンシップでは、準決勝で浦和レッズを撃破、決勝こそサンフレッチェ広島に敗れてしまったものの、前年王者の意地を見せる1年となった。

 この年のガンバはカップ戦で存在感を発揮している。

 ACLは準決勝進出、ヤマサキナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)は準優勝、そして天皇杯では浦和に勝利し、2008年・2009年以来となる天皇杯連覇を果たしたのである。

 奇跡のようなシーズンの翌年に、王者としてのプレッシャーに襲われながら各コンペティションでタイトル争いを演じ、結果として天皇杯のタイトルを持って帰った。

 この事実は、ガンバというクラブの格を押し上げるという点で、2014シーズンに肩を並べるほどの快挙だといえる。

 2012年に味わった屈辱から這い上がり、ガンバはJ屈指の名門の座に舞い戻ってきたのだ。

●基本フォーメーション

▽GK
東口順昭

▽DF
オジェソク
丹羽大輝
岩下敬輔
藤春廣輝

▽MF
遠藤保仁
今野泰幸
阿部浩之
倉田秋

▽FW
パトリック
宇佐美貴史

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