今や20歳以下の若手選手に、高額な移籍金が支払われるケースは珍しくない。では、日本において最も高額な移籍金が支払われたのは誰なのか。今回は20歳以下の日本人選手に支払われた、歴代移籍金ランキングを紹介する。※スタッツや移籍情報はデータサイト『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合はサイトの表示に準拠する。
3位:堂安律(どうあん・りつ)
生年月日:1998年6月16日
移籍日:2018年7月1日(当時20歳)
移籍元:ガンバ大阪
移籍先:フローニンゲン
移籍金:170万ユーロ(約2億7200万円)
16歳でトップチームデビューを果たした逸材は、2年後に海を渡り、スターダムを駆け上がった。
現在27歳の堂安はガンバ大阪の下部組織出身。2015年に16歳344日の若さでトップチームデビューすると、2016シーズンにトップチーム正式昇格を果たした。
翌2017シーズンはリーグ戦10試合で3ゴールをマークし、同年6月にオランダ1部のフローニンゲンに期限付き移籍することを決断している。
成長著しいアタッカーは、海外挑戦1年目ながらエールディビジ29試合に出場して9ゴール3アシストを記録。
フローニンゲンは堂安の完全獲得に乗り出し、期限付き移籍契約に付帯されていた買取オプションを行使した。
この時、ガンバ大阪には移籍金として170万ユーロ(約2億7200万円)が支払われたとされている。
これは今回のランキングで3番目に高い数字だ。
その後、堂安は2019年にPSVアイントホーフェンへ完全移籍。
2022年にはブンデスリーガのフライブルクにステップアップを果たした。ドイツの地で主力として定位置を確立した同選手には、今夏の移籍市場でビッグクラブへの移籍が噂されている。
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