北アメリカのプロサッカーリーグであるメジャーリーグサッカー(MLS)が、数多くのスター選手を抱えているのは周知の事実だ。各クラブの富豪オーナーは獲得した世界的ビッグネームたちに高額な給料を支払っているが、その額は我々の想像を超えるスケール感を誇る。今回は、そんなMLSの最新推定年俸ランキングを紹介する。※最新推定年俸は『MLS選手協会(MLSPA)公式サイト』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは10月24日時点。[5/5ページ]
1位:リオネル・メッシ(アルゼンチン代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1987年6月24日
所属クラブ:インテル・マイアミ
推定年俸:1200万ドル(約17.7億円)
2025リーグ戦成績:28試合29得点16アシスト
メジャーリーグサッカー(MLS)の最新推定年俸ランキングで1位に輝いたのは、“世界最高のサッカー選手”リオネル・メッシだ。
世界のサッカーシーンをけん引し続けた男は、インテル・マイアミで1200万ドル(約17.7億円)もの推定年俸を受け取っている。
メッシのこれまでのキャリアについては、もはやあらゆる場所で説明が尽くされているだろう。
バルセロナでは“ティキ・タカ”の仕上げ役としてゴールを量産し、あらゆるタイトルを獲得した。
唯一欠けていたアルゼンチン代表でのFIFAワールドカップ優勝の称号も、2022年のカタールワールドカップにて達成。
歴代最多8回のバロンドール受賞をはじめとする数々の個人賞も総なめにしており、サッカー界で獲れる主要タイトルは全て取り尽くした感がある。
それでもなお、メッシはMLSで大活躍を続けている。
2025シーズンは28試合で29得点16アシストと、38歳になった選手とは思えない数字を記録。
17億円を超える超高額年俸を受け取ったとしても、メッシのプレー強度が落ちることはない。
どれほどの大金を手にしたとしても、メッシは地元ロサリオの路地でボールを蹴っていた少年の頃と変わらずサッカーを愛し続けている。
全盛期のようなキレはさすがに失いつつあるが、それでも試合のあらゆる局面で決定的なプレーを繰り出し、チームを勝たせるゴールを取り続ける様を見ていると、40歳を過ぎても年間30ゴールを決めてしまいそうな予感がする。
サッカーファンは、まだしばらくはメッシ・ショーを享受する時間を持てそうだ。
【関連記事】
使いません!? 日本人選手を干した名監督6人
大失敗…。海外からあっという間に帰国した日本人選手5人
大炎上…。日本人に嫌われた外国人選手5人