北アメリカのプロサッカーリーグであるメジャーリーグサッカー（MLS）が、数多くのスター選手を抱えているのは周知の事実だ。各クラブの富豪オーナーは獲得した世界的ビッグネームたちに高額な給料を支払っているが、その額は我々の想像を超えるスケール感を誇る。今回は、そんなMLSの最新推定年俸ランキングを紹介する。※最新推定年俸は『MLS選手協会（MLSPA）公式サイト』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは10月24日時点。［5/5ページ］

6位：エミル・フォルスベリ（スウェーデン代表）

生年月日：1991年10月23日
所属クラブ：ニューヨーク・レッドブルズ
推定年俸：540万5000ドル（約8億円）
2025リーグ戦成績：33試合11得点9アシスト

　メジャーリーグサッカー（MLS）の最新推定年俸ランキングで5位に食い込んだのは、ニューヨーク・レッドブルズでプレーするエミル・フォルスベリだ。

　スウェーデン代表でズラタン・イブラヒモヴィッチから背番号「10」を託された男は、所属クラブで推定540万5000ドル（約8億円）の年俸を受け取っている。

　母国スウェーデンのGIFスンツヴァルでプロキャリアをスタートさせたフォルスベリは、2015年1月にRBライプツィヒ（ドイツ）へ完全移籍で加入する。

　2015/16シーズンには2. ブンデスリーガ（ドイツ2部リーグ）で32試合8得点7アシストをマークして、クラブ史上初となるブンデスリーガ昇格に貢献した。

　2024年1月に退団するまで、フォルスベリがライプツィヒで積み上げた成績は公式戦通算325試合71得点68アシスト。まさにクラブのレジェンドと呼ぶに相応しい数字である。

　活動の拠点をアメリカ合衆国に移してからも、フォルスベリは着実に結果を残し続けている。

　2025シーズンはMLSで33試合11得点9アシストを記録。2シーズン連続で二桁得点を挙げ、MLSトップ5の給料を受け取るだけの価値を示した。

　33歳とベテランの域に入ったフォルスベリだが、正確なパスやシュートを繰り出す右足が錆びつく様子は全くない。

　アメリカ合衆国のファンは、まだ当分はこの“北欧の雄”のプレーを楽しむことができそうだ。

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