ラ・リーガの日本語版公式Xは28日、「乾貴士の懐かしのゴール。皆さんは覚えてますか?」と綴り、現在は清水エスパルスでプレーする乾が、エイバル在籍時に挙げたゴール動画を投稿した。その得点は、無人のゴールに流し込んだ珍しい形でのゴールだった。
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乾貴士の5年前のゴール
2020年の現地時間7月16日に行われたエイバルとレアル・バリャドリードの一戦。
ホームのエイバルが1点リードで迎えた28分、当時32歳の乾がゴールネットを揺らす。
バジャドリードMFフェデ・サン・エメテリオが最終ラインでボールを持ったところに、高い位置からプレッシャーをかけた乾。
するとエメテリオはGKホセ・アントニオ・カロへのバックパスを選択したものの、これが大きく逸れる。
慌てたカロは足を滑らせてパスに反応できず。
このミスを見逃さずにボールを搔っさらった乾は、無人のゴールへボールを蹴り込み、チームの追加点を決めた。
乾の献身的な守備から生まれた得点だった。
2015年夏にエイバルに加入し、その後ベティスやアラベスなどにも所属した乾。
ラ・リーガで通算約6シーズンプレーし、166試合出場で16ゴール14アシストを記録した。
