レアル・ソシエダに所属する24歳の日本代表MF久保建英には他クラブから多くの関心が集まっており、来夏に移籍する可能性が高まっている。しかし、6000万ユーロ(約102億円)の高額な契約解除金は、大きな障害となりそうだ。獲得するには慎重な判断を下すべきだと、英メディア『フォース・オフィシャル』が28日に報じている。
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久保建英、高額な契約解除金が大きな障害に
久保に関しては、エバートン、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナムのプレミアリーグ3クラブが移籍先候補に浮上していた。
その中でも最も積極的なのがエバートンで「スカウト陣は、中盤と前線をスムーズにつなぐ彼のプレーに注目しており、チームのリズムを落とさず攻撃に変化をつけられる点を高く評価している」という。
エバートンに加入した場合、デイヴィッド・モイーズ監督は久保をインサイドに切れ込むウインガーとして起用する可能性が高いようだ。
ストライカーや攻撃的MFと連携しながら、中央でチャンスを作る役割を任され、
それによってイリマン・エンディアイエ、ジャック・グリーリッシュがライン間で動き、両サイドに数的優位を作れるようになるとの狙いがある。
エバートンの戦術にフィットする可能性はあるが、問題は高すぎる契約解除金だ。
同メディアは「高額な投資にはクラブ内部でも慎重な声がある。
一人の選手にこれだけの金額を費やすことは、今後の補強資金を圧迫するリスクもあるためだ。
それでも、もし適切に交渉を進められれば、久保の加入はチームの攻撃力を確実に底上げするだろう」と伝えている。
続けて「この大型投資がクラブの長期的ビジョンに合致するかを慎重に見極める必要がある。
バランスを取るか、それとも攻撃力強化に賭けるか。その判断が問われる」との見解を示した。
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