2026 FIFAワールドカップ(W杯)予選が各地で進んでいる。アフリカ予選を突破して初出場を決めたカーボベルデは、人口の少ない国としても有名だ。今回は、過去のW杯出場国で人口が少ない国のトップ10を『transfermarkt』の集計をもとに紹介する。※複数回出場した国は重複せずに1度のみの紹介、ランキングの対象は第二次世界大戦以降。[2/5ページ]
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9位:ウルグアイ(1950年)
当時の人口:約220万人
大会の成績:優勝
最新FIFAランキング:15位
ウルグアイは2025年の人口が約350万人となっているが、1950 FIFAワールドカップ(W杯)出場時はおよそ250万人だった。
19世紀末から20世紀初頭にかけて、イギリス系移民や英語系学校を通じてサッカーがウルグアイに伝わり、急速に普及したという。
その結果、国民の多くが幼少期からサッカーに親しむ文化が根付いた。
この土壌のもとで、ウルグアイ代表は20世紀初頭に世界屈指の強豪となった。
当時最も権威ある国際大会だったオリンピック(五輪)では、1924年のパリ大会、1928年のアムステルダム大会と連続優勝を果たした。
1930年には、自国開催となった第1回W杯で初代王者に輝いた。なお、当時の人口は約175万人と推定されている。
その後、2度の不参加と第二次世界大戦による中断を挟み、1950年に行われたブラジル大会でW杯に復帰。決勝で開催国ブラジル代表を破り、2度目の優勝を成し遂げた。
以降は欧州諸国の台頭もありW杯優勝からは遠ざかっているものの、W杯出場14回・コパ・アメリカ優勝15回を誇る南米屈指の強国だ。
現在もFIFAランキング15位と上位に名を連ねている。
ウルグアイには先住民族チャルーア族に由来する言葉「ガラ・チャルーア」がある。
不屈の闘志や粘り強さを象徴するもので、逆境にあっても最後まで諦めない精神を意味し、日本の「大和魂」に通じるものとして語られることも多い。
