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当時17歳のネイマール、“プラチナ世代”から奪ったゴールが何度見ても上手い! コウチーニョとのコンビで決めた見事な得点

text by 編集部 photo by Getty Images

 FIFAワールドカップの公式Xは29日、「ネイマールの魔法のようなプレー。コウチーニョの閃き」と記して、ゴール動画を投稿。その映像に収められた二人の見事なプレーは、2009年のU-17W杯で日本相手に決めた得点だった。
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17歳のネイマール上手い

U-17ブラジル ネイマール
【写真:Getty Images】


 2009年にナイジェリアで開催されたU-17W杯。

 宇佐美貴史や柴崎岳、杉本健勇、宮市亮、宮吉拓実など、将来を嘱望されるタレントを多数擁し、“プラチナ世代”と呼ばれていた当時のU-17日本代表は、初戦でブラジルと対戦。

 池内豊氏が率いていた日本は26分に先制点を許したものの、高木善朗のゴールで35分に追いつく。

 それでも67分、日本はネイマールとコウチーニョにDFラインを崩されてしまう。

 コウチーニョが個人の力で中盤を突破。すると、DFラインの背後に走り出したネイマールの動き出しを見逃さずにスルーパス。

 これに抜け出した背番号「11」を背負っていたネイマールは、鮮やかにGKを交わして、ゴールネットを揺らした。

 ネイマールとコウチーニョそれぞれの個人技が光った、ブラジルらしい得点だった。

 このゴールで勝ち越された日本だったが、84分に杉本の見事なゴールで同点に。

 流れは完全に日本に傾いたが、後半アディショナルタイムにGK嘉味田隼のパンチングがそのままゴールに吸い込まれてしまい、2-3で敗れた。

 初戦を落とした日本は、第2戦でこの大会で優勝することになるスイスに3-4で敗れると、第3戦のメキシコ戦でも、0-2で敗戦。

 前線や中盤の選手の個人の力だけで見れば、世界の強豪にも十分対抗できる実力を示した“プラチナ世代”。

 しかし、世界への挑戦は、僅か3試合で幕を閉じたのだった。

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