オランダ・エールディヴィジ第11節、フェイエノールト対FCフォレンダムの試合が現地時間1日に行われ、フェイエノールトが3-1で勝利した。この試合では、フェイエノールトに所属するサッカー日本代表FW上田綺世が絶妙な動きからボールを決めて、チームの勝利に貢献している。
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上田綺世が今季12ゴール目を記録!
【写真:Getty Images】
ホームにフォレンダムを迎えた一戦で、フェイエノールトを率いるロビン・ファン・ペルシ監督は、日本代表DF渡辺剛、MFセム・スタイン、FWアニス・ハジムーサ、上田らを先発に起用した。
19分、絶好調の上田がチームに先制点をもたらす。
味方のパスが右サイドへと流れてしまったものの、DFジファイロ・リートがこのボールを回収してゴール前へとクロスを送った。
このクロスに対して、上田が右足で合わせてネットを揺らしている。
クロスの直前にファーサイドへ流れる動きを見せたことによって、相手DFの死角へと入り、完全にフリーとなっていた上田の巧みなポジショニングから生まれたゴールだ。
直後の26分には、セム・スタインが追加点を決めて、ホームチームが2-0とする。
59分に1点を返されてしまうも、89分に上田がダメ押しとなる3点目を決めて、フェイエノールトが3-1で勝利した。
なお、この試合でゴールを決めた上田は、通算13ゴールでエールディヴィジの得点ランキングでは首位に立っており、2位のMFイスマエル・サイバリ(8ゴール)と大きく差をつけている。