オランダ・エールディヴィジ第11節、フェイエノールト対FCフォレンダムの試合が現地時間1日に行われ、フェイエノールトが2-1で勝利した。オランダメディア『ESPN』は同日に、フェイエノールトを率いるロビン・ファン・ペルシ監督のFW上田綺世に対する試合後のコメントを伝えている。
ファン・ペルシ監督は上田綺世のパフォーマンスに満足せず?
【写真:Getty Images】
フェイエノールトに所属するサッカー日本代表DF渡辺剛と上田が、揃ってスタメン出場を果たした一戦。
19分、抜群の動きでフリーになった上田は、DFジファイロ・リートのクロスに合わせて先制ゴールを決めた。
26分には、MFセム・スタインが追加点を決めるも、59分に失点して1点差に詰め寄られたフェイエノールト。
それでも、試合終了間際に上田が豪快なヘディングゴールを叩き込み、3-1でフォレンダムを下している。
同メディアは、「絶好調の上田は2ゴールでチームを勝利に導いた。しかし、ファン・ペルシ監督はもっと得点できたと感じているようだ」と前置きし、指揮官のコメントを次のように伝えた。
「もっと得点できたし、得点すべきだった。多くのチャンスを作り、10回はゴールに迫った。
最初の30分間は素晴らしいプレーを見せたが、2-0で前半を終えたのは残念だ。
今日の上田のフィニッシュは鋭さに欠けていた。2点取れただけでも素晴らしいが、動きのキレている上田であれば、今日5点は取れたはずだ」
また、ファン・ペルシ監督は、「彼はうまくゴール前に入っていく。それは素晴らしいことだ」と述べつつも、「しかし、ストライカーとして5回もチャンスをつかんだのであればもっと活かすべきだ」と、上田であればより活躍できたはずだと指摘している。