スペイン・ラ・リーガ第11節、バルセロナ対エルチェの試合が現地時間2日に行われ、バルセロナが3-1で勝利した。この試合では、バルセロナに所属するサッカースペイン代表FWラミン・ヤマルが見事な一撃を決めて、チームの勝利に貢献している。
——————————
クラシコの敗戦から立ち直る
【写真:Getty Images】
“宿敵”レアル・マドリードとの一戦では1-2で敗れてしまい、試合開始前の時点では8ポイント差となってしまっていたバルセロナ。
勝ち点「3」を積み上げて首位を追走したい一戦では、DFエリック・ガルシア、MFフレンキー・デ・ヨング、FWマーカス・ラッシュフォードらがスタメンに名を連ねた。
なお、FWラフィーニャ、MFペドリら主力は怪我の影響でベンチ外となっている。
9分、前線の積極的な守備からバルセロナが先制ゴールを奪った。
相手DFに対してラッシュフォードが持ち前のスピードを活かしてプレスをかけたことにより、エルチェのパスミスを誘発する。
DFアレハンドロ・バルデがパスをカットすると、一気にスピードに乗りゴール前まで切り込んだ。
ドリブルでボールを運んだバルデが逆サイドからゴール前に走り込んでいたヤマルへとパスを通すと、バルセロナの背番号“10”は豪快に左足を振り抜き、ネットを揺らしている。
ミスを誘発したラッシュフォードのプレス、パスカットからゴールを演出したバルデ、そして相手DF2人が前にいながらもしっかり決め切ったヤマルと完璧な流れから先制点が決まった。
12分には、FWフェラン・トーレスにもゴールが生まれたバルセロナ。
前半終了間際に1点を与えてしまったものの、61分にラッシュフォードがダメ押しゴールを決めて、3-1でエルチェを撃破している。