イタリア・セリエA第11節、パルマ対ACミランの試合が現地時間8日に行われ、2-2の引き分けに終わった。現地メディア『PARMALIVE』は同日に、この試合でパルマに所属するサッカー日本代表GK鈴木彩艶が負傷し、試合後に検査のため入院したことを伝えている。
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鈴木彩艶が負傷か
【写真:Getty Images】
ここまで6勝3分1敗と好調のミランを、1勝4分5敗となかなか勝ちきれない展開が続くパルマがホームに迎えた一戦。
今季10試合連続フル出場している鈴木は、ミラン戦でもスタメンに名を連ねた。
2-2で迎えた82分、カウンターの流れからミランのMFアレクシス・サレマーカーズが鈴木と一対一になる。
飛び出した鈴木は懸命に手を伸ばすも、サレマーカーズにかわされてしまったが、シュートは枠を外れてピンチを脱した。
その直後、サレマーカーズと接触したことで痛めたのか、鈴木は手をおさえながらうずくまってしまう。
同メディアは、「鈴木は今晩もパルマのゴールを守り抜いた。しかし、サレマーカーズへの低いタックルで打撲し、試合後に手の腫れが悪化した。
現在、レントゲン検査のため入院している」と、サレマーカーズとの接触で鈴木が負傷したことを伝えている。
また、イタリアメディア『Calciomercato.com』も、「鈴木は一対一の状況で、低い位置からブロックしようと飛び込んだ。
しかし、倒れ込んだ鈴木は地面に手をついたが、サレマーカーズに誤って接触してしまった」と、鈴木が負傷した経緯を振り返っている。
仮に負傷離脱となった場合、11月に予定されている日本代表の2連戦にも大きな影響を与えそうだ。