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コスパ最悪!? マンチェスター・ユナイテッド「給料が高すぎる」5人。順応できないエース候補、ベンチに座る高給ベテランなど

シリーズ:給料が高すぎる5人 text by 編集部 photo by Getty Images

 最高峰の舞台で戦うサッカー選手は高額な年俸を受け取っているが、必ずしも額面通りの働きをピッチ上で見せているとは限らない。今回はマンチェスター・ユナイテッドの選手で、給料があまりに高い選手や現在のサラリーに見合わない選手をピックアップして紹介する。(年俸は『capology』、リーグ戦成績は『transfermarkt』を参照)[5/5ページ]
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DF:タイレル・マラシア(オランダ代表)

タイレル・マラシア
【写真:Getty Images】

生年月日:1999年8月17日
年俸:390万ポンド(約7.8億円)
今季リーグ戦成績:0試合0得点0アシスト/strong>

 今夏にマンチェスター・ユナイテッドは大胆な人員整理を行った。

 マーカス・ラッシュフォード(→バルセロナ)やジェイドン・サンチョ(→アストン・ヴィラ)、アレハンドロ・ガルナチョ(→チェルシー)、アントニー(→レアル・ベティス)らを放出し、膨れ上がったスカッドを縮小した。

 大半の余剰戦力の放出に成功した一方で、買い手を見つけることができなかったのがタイレル・マラシアである。

 2023/24シーズンを怪我で全休した左サイドバックは、昨季途中に復帰を果たし、後半戦はPSVにローン移籍していた。

 母国オランダの強豪で試合勘を取り戻すことを期待されていたが、結果は散々なものに。

 最終的にはローン先でもベンチ要員となり、今夏にマンチェスター・ユナイテッドへと復帰を果たしている。

 今季のプレミアリーグ第9節ブライトン戦で復帰後初のベンチ入りを果たしたが、11月9日時点で公式戦の出場はない。

 そんな明らかな余剰戦力に年俸390万ポンド(約7.8億円)の給与を支払っているのだ。

 マンチェスター・ユナイテッドの基準では安価な契約ではあるが、規模が小さいクラブからすると給与ランキングで上位に入る。

 現状のマラシアのコンディションや実力と比較をすると“高すぎる”というのが事実であり、新天地を探すためには、現在の水準から下げる必要がありそうだ。

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【了】
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